2018年1月25日木曜日

【子供の携帯依存】依存しているのは親である。

子供、特に幼児期の小さな子供が、携帯に依存することへの不安について。

できるだけ見せないようにしたいと思いつつも、ついつい使ってしまう、
きっと多くのパパ、ママが悩む問題です。

だって本当に「子供を静かにさせる」のに、何よりも効果テキメンなんです。

電車だったり、朝の忙しい時間だったり、グズってほかの提案を聞き入れない時など、
「奥の手」として取っておきたい手段なのですが、
いつのまにか、しょっちゅうこの手を使ってしまうのです。

携帯に依存しているのは親なのです。

多く与えられる機会があるからこそ、子供も要求し、結果依存するのだと思います。

幼児期の子供は、本当に理不尽な生き物ですから(笑)、
とにかく言い聞かせてなんとかなるものでもなく、
ネチネチ言われたり、怒られることを嫌い、悪化することもしばしばです。
説明して言い聞かせることもできない事も多く、
相手するこちらもキレそうになる事もあります。

確かにそういう時に携帯を差し出すことによって、
短時間でその場の問題を解決させることができますので、
ついやってしまいます。
でもそれは生活習慣の悪循環を生みます。

「やったら携帯見ていいよ」「携帯見れるならいいよ」といった
駆け引き材料になってしまう。

あと、「おやつ(お菓子)で釣る」という作戦もかなり効きますが、
それも生活習慣の悪循環を生むものですね。

私が3歳の娘の相手をしていて、思ったことは、
子供のスイッチを切り替えるためには、
怒りや悲しみを置いといてでも知りたくなる、
「え、何?何?」ってなるネタを突然繰り出すのが、
効果的だと分かりました。

例えば、
「(携帯を見ていて)お風呂に入りたくない!」となった時に、
「ねえ、ねえ、お風呂にラムネ入れたらどうなるかな?」
とか言うと、一気に携帯を放り投げて、
「やってみよう!」となって、お風呂に走って行ったりします。笑

結果、たいして面白い事にはならないのですが、お風呂にラムネを入れる、といった
ちょっとイタズラに近い、ぶっ飛んだ発想が面白いのです。

本当にくだらないのですが、
「え、何それ!」ってことが子供は大好きです。
その場の空気をひっくり返す、
突拍子のない一言に食い付きやすいのです。

他の例で言うと、ご飯を食べない時に、
「魚食べてから、ピーマン食べるとイカの味になる!」
とか言うと、(はっきり言ってありえない例えでも良し。)
「どれどれ、やってみるー」ってなり、食べたりします。
「えーならない!」と言い出しても、
「もう一回やってみたら?」とか、
「じゃがいも食べて、バナナ食べるとクッキーの味がする」とか、
他のアイディアを提案します。
違っていても、
「ママはそんな気がしたんだけど」
「じゃあ、何と何を一緒に食べると何の味になるか、教えて?」
なんて話をしているうちに、完食できたりします。
子供は実験的な事が大好きなのです。


でも、そんな風にいつも子供を惹きつけるネタはなかなか思いつきません。

突然にこういった提案をすることは、ある意味、
ユーモアがいります。

うまくいかない時は、
「私、想像力が足りてないんだな」と思うようにします。

けっこう発想の訓練になるかもですね。
ママ面白いと言われるようになりたいです。笑

できるだけ、楽な方法に頼らず、がんばりたいものです。