2017年1月14日土曜日

タオルの黒い点々カビを取る方法

タオルの根元に黒い斑点状のカビが生えたこと、ありませんか?

うちでは、保育園のタオルのカビに悩んでいました。保育園でお昼に使用しそのままお迎えまで濡れた状態になるので、どうしてもカビやすくなります。

できてしまったカビを取るために、
私は最初はキッチンハイターを使っていました。塩素系漂白剤です。
でもかなり濃い液に浸けても、色落ちするばかりで、カビはほとんど落ちません。ほぼ原液状態につけたらなんとかカビは取れましたが、タオルは傷んでガサガサに…。色も白というか、黄ばんだような色に。

ハイターが最強!と思ってたので、他に方法がないと思ってました。


でも、発見しました。
酸素系漂白剤です。


うちではいつもこちらをまとめて購入してます。
これ、イメージ的には塩素系漂白剤より優しいのですが、、カビが取れることに気付きました!

粉状だし、服に付いて色落ちしちゃった!とか、匂いがキツくて…とかいうことがないので、塩素系よりかなり優しそうなのですが、何故か塩素系より
落ちます!

ただし、そのまま使っても黒い点々のカビを消すほどの効力はありません。

ポイントは、煮洗いすることなんです!

酸素系漂白剤は、温度が高いほど効力を発揮するようなんですが、
煮洗いすることで、最強になります。

しかも生地は塩素系ほど傷まず、色落ちも少ないです。
(もちろん多少色落ちしますが、塩素系のような変な変色はしにくいです。)
色柄ものの色落ちは、白物にうつるので、必ず別々にしましょう。


煮洗いのお勧めの方法は、直火にかけられる大きな
琺瑯の桶に入れてガス台の上で、行うことです。



うちはこの、野田琺瑯の洗い桶を使っています。

普通の料理用に使っている鍋でも良いのですが、
タオルが大きかったり、量があると入りきらないので、
大容量の洗い桶が便利です。

あと、熱湯を別なバケツなどに入れて漬け込むという方法もありなのですが、
温度が下がることによって、カビがしっかり落ちないことがあります。

ポイントは、火にかけて沸騰したら火を止め、タオルと酸素系漂白剤を入れることです。

効果のある温度になったと分かる目安として、
酸素系漂白剤は、熱いお湯に入れると、発砲してモクモク細かい泡が立ちます。
酸素系漂白剤の量は、水の量にもよりますが、スプーン大1~3くらいかと。
割と適当です。多少多くても泡が溢れるほど入れなければ問題ないです。

※沸騰状態で漂白剤を入れると一気に泡立ち、吹きこぼれるので注意しましょう。

※かならず火を消した状態で入れてください。

泡がもこもこしてきたらまんべんなく混ぜて、
そのままつけ置きします。
タオルが泡の力で浮くので、他の琺瑯などの鍋など(錆びる素材はやめよう)で
重石をするとさらに効果的です。

これで1、2時間置いて、お湯が冷たくなったら
洗い流せば、カビが取れているはずです。
(うちはこれをそのまま再度洗濯機で他の洗濯物と一緒に通常通り洗濯しなおしています。)

ハイターよりも効果的。
これを知ってから酸素系漂白剤を多用しまくっています。

実はお風呂のバスタオルなどもけっこう油断するとカビるんですよ。
色が濃い柄物のタオルだと気付かないんです。白いタオルを使うとわかりやすいので、タオルは白を選ぶようになりました。

ちなみに、酸素系漂白剤は通常の洗濯機での使用も可能です。
煮洗いほどのカビ取りはできませんが、消臭と防カビ効果が期待できます。
感覚的にはいつもの洗濯に+ワイドハイターって感じです。

ただし、洗濯機でも、より効果を高めるためには、とにかく温水で洗濯することです。
そして30分以上つけ置き。

酸素系漂白剤を最大の威力を発揮させるには、
水温が重要なのです。

こちら、洗濯槽の洗浄にも使えます。

ぜひぜひお試しあれ。

色々試しましたが、重曹よりセスキより、うちは過炭酸ナトリウムが一番効果がすばらしく、使えるなと感じてます。